カテゴリー別アーカイブ: 今日の出来事

「辞めろ」と怒鳴り人格否定 元社長500万円賠償命令

タクシー会社「東京エムケイ」(東京都港区)の運転手ら5人が、同社の元社長から暴行などを受けたとして、計約2300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は25日、暴行や暴言があったと認め、5人に対して計約500万円を支払うよう同社と元社長に命じた。 秋元健一裁判官は「暴行が許されないことはもちろん、侮辱する言葉を繰り返し使って運転手の人格を否定した。指導目的であっても、明らかに限度を超えている」と述べた。

 判決によると、5人は2011年8月、タクシーの後部座席に乗り込んだ元社長に後ろから殴られたり、「お前、アホか」「辞めろ」などと繰り返し怒鳴られたりした。首や腰にけがをした人や、うつ病の診断を受けた運転手もいた。同社と元社長は「すべて指導などの正当な目的があった」と主張していた。

 東京エムケイはホームページで「控訴せず、判決に従う」とコメントした。

朝日新聞 3/26

アイスで滑って転倒「店の責任」 860万円賠償命令

床に落ちていたアイスクリームに足を滑らせて転倒したのは店の責任として、岡山市の女性(75)が「天満屋ハピータウン原尾島店」を運営する天満屋ストア(岡山市北区)に約2670万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が14日、岡山地裁であった。世森亮次裁判官はストア側に約860万円の支払いを命じた。 判決によると、女性は2009年10月31日午後8時10分ごろ、ストア内のアイスクリーム店の前で、アイスクリームに足を滑らせて転倒。腰の骨が折れるなどし、ひざが曲がらなくなるなどの後遺症が残った。

 世森裁判官は、当日は値引き日だったことなどから「アイスクリームが床に落とされ、滑りやすくなることは容易に予想できた」と判断。清掃の委託時間を閉店まで延ばしたり、売り場の巡回を強化したりする義務があったと結論づけた。

 天満屋ストアは「判決を精査し、対応を検討したい」とコメントを出した。

(朝日新聞 3/14)

13か月で休みは3日…過労死させた和菓子会社

男性社員(当時30歳)に13か月で3日しか休みを与えずに過労死させたとして、水戸労基署は1日、茨城県笠間市福原、和菓子製造会社「萩原製菓」と同社の会長(69)、社長(54)を労働基準法違反の疑いで水戸地検に書類送検した。

発表によると、同社は2010年8月から11年8月にかけ、男性に3日しか休みを与えなかった疑い。同法で定める休日は最低56日。男性は11年9月1日に死亡した。男性は06年4月から製造本部長として出荷管理を担当。同社は、男性が休日に関する労基法の適用が除外される「管理監督者」だと主張したが、同署は退けた。

2012年10月2日13時39分  読売新聞)

ドイツで最悪の食中毒…児童ら8300人が症状

ドイツ東部ベルリン、ザクセンなどの州で8300人の児童、生徒が下痢や嘔吐(おうと)の症状を訴え、多数の学校が休校する事態となっている。患者の出た保育園、学校は、全て同じ業者の給食の供給を受けており、給食のノロウイルスが原因とみられている。 9月25日に最初の患者の報告があり、その後、5州342施設から報告された。合併症を起こしている患者はいないという。患者の発生数は減少に向かっているが、ビルト紙日曜版は「ドイツで最悪の食中毒事件」と伝えている。

2012年9月30日19時23分  読売新聞)

椅子の脚折れ大けが、うつ病に 福岡高裁、因果関係認定

家具大手ニトリ(札幌市)で買った椅子に座ろうとしたところ、椅子の脚が折れて転んで大けがをし、うつ病になったとして北九州市の40代の主婦がニトリに損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、福岡高裁(古賀寛裁判長)は15日、事故とうつ病の因果関係を認める判決を言い渡した。 約960万円の支払いを命じた一審・福岡地裁小倉支部判決を変え、主婦の精神的負担の大きさを考慮するなどして1580万円に増やした。

 判決によると、主婦は2008年11月、ニトリで買った椅子に座って1歳の長男をひざに乗せようとしたところ、溶接の不具合のため椅子の脚が折れ、床に転んだ。腰の骨が折れる大けがをして、4カ月後にうつ病になった。

(12/16 朝日新聞)

「うつ病自殺」労災認定 名古屋地裁

携帯電話会社の旧ジェイフォン(現ソフトバンクモバイル)の社員だった小出尭(たかし)さん=当時(56)=が2002年に自殺したのは過労が原因で労災だとして、妻の典子さん(64)=名古屋市守山区=が、労災と認めず遺族補償年金の不支給を決めた国に処分取り消しを求めた訴訟の判決が14日、名古屋地裁であった。田近(たぢか)年則裁判長は過労によるうつ病発症と自殺との因果関係を認め、処分の取り消しを命じた。 判決によると、小出さんは1994年4月、音響機器メーカーからジェイフォンの前身「東海デジタルホン」に出向した。同年11月ごろ、うつ病を発症。02年12月1日に物流倉庫で在庫管理をする部署に異動し、同7日に自宅で自殺した。

 判決は、小出さんが出向先で携帯電話サービスの開局を5カ月前倒しするよう命じられるなどした結果、うつ病発症前の4カ月間、月平均100時間程度の時間外労働をしていたと認定。「質・量的に相当過重な業務のため、うつ病を発症した」と指摘。「会社が外資の傘下になるなど仕事上の精神的ストレスが続き、症状は一進一退。本人が希望しない物流倉庫への異動がうつ病を悪化させ、自殺に至った」と判断した。

(中日新聞12/15)

「しまむら」で床滑り転倒…570万円賠償命令

 雨水でぬれた床で転んで骨折したのは店側が転倒防止の措置を怠ったのが原因として、福岡県苅田町の女性(66)が衣料品量販チェーン「しまむら」(本社・さいたま市)を相手取り、約1771万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が28日、福岡地裁小倉支部であった。


 岡田健裁判官は「客が滑って転倒する危険があったことは明らかで、滑りやすい状態が放置されていた」として、同社に約572万円の支払いを命じた。

 判決によると、女性は2009年7月24日、北九州市戸畑区の「ファッションセンターしまむら一枝店」を訪れ、入り口の自動ドア付近に置いてあった傘袋のスタンド近くで転倒し、右太ももを骨折。人工の骨で補強する手術を受け、後遺障害で右股関節が動かしにくくなった。

 女性は「転倒したのは床が雨水でぬれていたためで、傘袋スタンド付近に滑り止め用マットを敷くなどの事故防止策を怠った」と主張。同社は「自動ドアの外側などにマットを敷くなど対策を講じていた」と反論していた。

 岡田裁判官は女性の損害額を約1486万円としたうえで、「滑らかな床面で、滑りやすくなっていたことは原告も容易に推察できた」として過失割合は原告65%、被告35%と判断。弁護士費用を加えて賠償額を算定した。

 読売新聞の取材に対し、同社は「判決文を確認していないので、コメントについては差し控えたい」としている。

2011年11月29日11時37分  読売新聞)

社員過労死の企業名、不開示取り消し

社員が過労死した企業名の情報公開をめぐる行政訴訟の判決が10日、大阪地裁であり、田中健治裁判長は大阪労働局の不開示決定を取り消した。原告側によると、過労死をめぐって企業名を開示させる司法判断は初めてという。 訴えたのは「全国過労死を考える家族の会」代表で、京都市在住の寺西笑子(えみこ)さん(62)。厚生労働省が時間外労働などの過労死基準を設けた後の2002~08年度を対象として、情報公開法に基づき、大阪労働局管内で過労死認定された社員のいる企業名の開示を09年3月に求めた。労働局が「個人名が特定される恐れがある」などと不開示を決めたため、同年11月に提訴した。

 判決は、企業名が開示されても、その企業で労災補償給付を申請した社員名など具体的な情報を得ることは一般には不可能で、個人を特定することはできないと指摘。「開示されれば、取引先の信用を失うなど社会的信用を著しく低下させる」との労働局側の訴えについても、「抽象的な可能性に過ぎない」と退けた。

(朝日新聞 11/10)

ニコン過労自殺、賠償判決が確定 最高裁

光学機器大手「ニコン」の工場に派遣され自殺した上段(うえんだん)勇士さん=当時(23)=の遺族が、ニコンと派遣元の業務請負会社「アテスト」(名古屋市)に約1億4千万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(千葉勝美裁判長)は両社の上告を棄却する決定をした。過重労働と自殺との因果関係を認め、両社に計約7千万円の賠償を命じた二審東京高裁判決が確定した。決定は9月30日付。 二審判決によると、上段さんは1997年10月にアテストの前身の会社に入社。夜勤時の時間外労働などの過労から、うつ病にかかり、99年3月、当時住んでいた埼玉県熊谷市の社員寮で自殺した。

(10/2 中日新聞)

こんにゃくゼリーで窒息か 6歳男児が意識不明 新潟・柏崎

消費者庁は9日、子供がこんにゃくゼリーのようなものをのどに詰まらせて窒息し、意識を失ったと総務省消防庁から連絡があったと発表した。 消防庁によると、子供は新潟県柏崎市の男児(6)。5日午後4時50分ごろ、男児が意識を失っているのを家族が見つけ、119番した。男児は市外の病院に搬送されたが容体は不明。

消費者庁によると、こんにゃくゼリーを食べた子供やお年寄りが窒息する事故は平成6年以降、少なくとも54件発生し22人が死亡。同庁は昨年12月、ゼリーの弾力性を小さくするなどの安全基準をまとめ、メーカーに改善を求めている。

産経ニュース 2011.8.9 21:56